ブログの更新が途絶えておりましたが、引き続き、毎月30万円入金し、積立投資を実施しております。
成績はマザーズ指数が下げるのと同じように、含み損が拡大中です。
※成績はSBIの更新が終わったら掲載します。
そんな中、2月4日に資金の8割を投下しているビリングシステムに売上の下方修正と営業利益の上方修正がでました。
売上が期初の予想には届かなかったものの、昨年売上が2,887百万円、今期が3,143百万円の着地のため約9%の売上増となりました。
営業利益については昨年が228百万円、今期が345百万円となったため約51%の増益となり増収増益となりました。
過去2年の四半期営業利益と利益率は過去最高
過去2年分の四半期売上利益を株探サイトより抜粋して掲載します。
今期の四半期売上、営業利益はコチラ
今期の売上利益から、第1~3Qの数字を引いて第4Q単体の売上利益を計算しました。
売上高は過去のデータを遡ると今期の2四半期売上830百万円をわずかに下回りましたが、営業利益については直近2年で最高額。営業利益率も同じく最高率の14.5%となりました。
QonQで評価している投資家が少ないのか、上記のように四半期で見たときの数字は良いにもかかわらず、2月4日の後場開始のタイミングで発表されて、株価は寄り付き後は大幅上昇となりましたが、その後は上げ渋る展開でその日の取引を終えました。
上がらなかったのは1株当たりの当期純利益が35.2円、終値が938円でPER26倍だからかもしれません。投資家的にはもっとサプライズが必要なのでしょう。
ビリングシステムで気を付けるべき点
ビリング株を持つうえで気を付けるべき点は、売上下方修正の根拠となったところです。同社は決済端末(UNO PLUSなど)を積極的に販売しています。
これらはフロー売上に該当し、フロー系売上は全体の15%を占め、納期が遅れると今回のように売上が未達となります。
反対にストック売上は堅く、モノを仕入れて販売する事業でもないため利益率は高いのが特徴で今回の営業増益を後押ししました。
同社のストック事業は徐々に右肩上がりとなっているのが分かりますし、スポット(フロー)売上は伸びは感じられるものの若干のバラツキがあるのも分かりますね。
引き続き、主軸としてビリングシステムには追加投資
同社株は何度か申し上げていますが2021年第2四半期の預り金増加額を見て、投資を決めました。
「預り金が増加している=PayB事業の取扱高が増え、定常売上増加が見込める」という判断です。
売上は、その事業性から微増ではあるものの、粗利率の高い事業モデルのため、いずれ利益率が高くなってくると見込んでいます(無理な人材登用を進めない限り)
まさに今回は営業利益率が14.5%と直近過去最高率だったこともあり、個人的には好感が持てるないようでした。
PayB事業に続き、決済端末を世に送り出すことで決済件数が増加し、更にストックフィーが増えることに期待したいと思います。
2021年10月の初期投資300万円。11月より毎月30万円を入金し、1,000万円になったところでストップ。グロース株中心に中長期投資を行いキャピタルゲインを狙います。