1年8ヵ月目のポートフォリオです。入金総額は900万円となりました。
資産総額は908万円となっており、ビリングシステムの含み損が過去の確定益を帳消しにしてしまった状態です。
6月はビリングシステムを100株追加し、保有株は7,300株に。グラフィコも100株追加し500株となりました。
GMOについては変わらず優待目的で100株保有です。
グラフィコは上場維持基準を守れるか？
グラフィコはスタンダード上場を維持するために「上場維持基準に向けた適合計画書」を出しており、計画では2023年6月末までに流通株式時価総額を10億以上にすることを目標としています。
しかしながら6月2日現在、流通株式時価総額で10億を超えておらず、厳しい状況にあります。ファブレス企業のため設備投資が少なく、配当も出せるようなB/Sの状態にあるように見えますが、どうやらその意思はいまのところないようです。
株価対策を打ってくると思いましたが、ちょっと読みを誤ったのかもしれません。グロース市場への降格もやむなしでしょう。
業績自体は堅調で4Qの業績次第では再上方修正もありえそうなため、引き続きホールドは継続です。
ビリングシステムはPayBのクレカ決済やATM導入が待たれる
ビリングシステムも高値を付けてから4ヵ月連続で陰線を引くなど、苦戦が続いていますが、徐々に信用買い残が減ってきているので、そろそろ反転が待たれるところです。
2023年4月より地方税QRコード決済が始まり、固定資産税や自動車税の納付書にQRコードが付くようになりました。
PayPayや楽天Payの施策が先行し、地方税QR決済については、大手電子マネー系に注目が集まっていますが、ビリングシステムのPayBにも、いずれクレジットカード決済が導入され利便性が高まる予定です。
5大ブランドすべてが使える予定のため、楽天やPayPayカード以外のクレカを主に利用している顧客が対象となり得ます。
また、福岡フィナンシャルグループのATM2,000台にPayB機能が搭載予定です。これは新札発行に併せて、各社ATMの更新があるらしく、その機器更新にPayB機能も搭載してもらうのだとか（株主総会にて）
となると他社もATM交換があると思われるため、その際にPayBが搭載されるといいなと思っているところです。
いずれもビリング社側に大がかりな設備投資が不要なため、減価償却費のない”タイ焼き機ビジネス”です。
引き続き、コツコツ株数を積み上げていこうと思います。
2021年10月の初期投資300万円。11月より毎月30万円を入金し、1,000万円になったところでストップ。グロース株中心に中長期投資を行いキャピタルゲインを狙います。
